DDJ400レビューと持ち運び!逆にこんな人は買っちゃダメ!

DJ機材の入門機として有名なPCDJコントローラーDDJ400で数ヶ月遊んでみたので、レビューと持ち運びに関して、おすすめしたいポイント、逆に買わない方がいい人についても説明します!

スペックなどの細かいことにはあまり触れないので、そういう情報が欲しい方はパイオニアさんの公式サイトなどをご覧ください。

ちなみに筆者のDJの腕前は下手くそです(笑)
ですが、ほぼ毎日Mixを楽しんでいます!
※DDJ400はスマホやタブレットでもDJできますが、PCでしか試していないのでPC(ラップトップ)使用時の内容です

DDJ400の特長

DDJ-400の特長

DDJ400はパソコンやスマートフォンの中に入っている音源をDJミックスできる、リーズナブルな価格帯(3万円以下)のPCDJコントローラーです。
MacでもWindows10でも両方使えます。

リンク先:楽天DDJ-400

パソコンでDDJ400を使う場合には、レコードボックスDJ(rekordbox dj)という有料ソフトが必要です。

ですが、DDJ400にはその有料ソフトを無料で使えるライセンスが付属しています。

※DDJ400を中古で購入すると有料ソフトのライセンスが付いていない可能性があるので要注意!
※ソフトを別途購入するとソフトだけで16,200円(OMG!?)

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DDJ400の大きさと重さ

DDJ400の大きさは【幅485mm×高さ58.5mm×奥行き272.4mm】本体質量 2.1 kgで、25Lのバックパックで持ち運べるサイズ感です。
※バックパックのサイズに関しては、後程詳しく説明します

DDJ400を持ち運んで飲み会で遊ぶのが楽しすぎる!

DDJ₋400の持ち運びは25L以上

友人宅で飲み会があるときはDDJ400とラップトップ(ノートPC)を持ち込んで、音楽好きの友人達と順番にDJミックスをしながら遊んでいます。
「その曲と繋ぐのヤバいね!」
「今の曲めっちゃかっこいいじゃん!誰の曲?」
などとワイワイしながらお酒を飲むのが最高に楽しいです。

また、飲み会に来るメンバーの好きそうな音楽(彼らが回したくなるような曲)を事前に考えながらプレイリストを作るのも結構ワクワクします。

接続がカンタン!5分以内にDJが始められる

DJ機材の入門機と言われるだけあって、接続が簡単です。

DDJ400とラップトップを付属のUSBケーブルで繋いでスピーカーを接続するだけなので、慣れれば5分以内に音を鳴らすことができます。
接続端子の数も入門機だけあって、シンプルなので迷うことはほとんどないでしょう。

PC、スピーカーとの接続も簡単

筆者は友人宅でDJする際は友人のスピーカーを借りていますが、ラップトップから直接音を出すことも可能なので、音に全くこだわらないのであればスピーカーがなくても音は出せます。
※ラップトップの音は劣悪なので外付けスピーカー推奨

バックパックで持ち運べるサイズと軽さ

15インチのラップトップとDDJ400を並べてみても縦幅(奥行き)はほとんど一緒です。

DDJ₋400と15インチPC


DDJ400は重さも2キロ程度しかないので、大きめのバックパックであれば一緒に持ち運べます。


ちなみに筆者はDDJ400に傷がつくのが嫌なので、バスタオルで保護してバックパックに入れています。(どうせ見えないけどちょっとダサい)

また、筆者は使っていませんがDDJ400専用のデッキセーバー(機材をホコリやキズから守るもの)を被せてからバックパックに入れるというのも良いかもしれません。

リンク先:楽天DDJ-400デッキセーバー

バックパックのサイズに注意

持ち運びの際にはTHULE(スーリー)の15インチPC用バックパック(25L)を愛用していますが、横幅はDDJ400の方がラップトップよりも大きいので、15インチPC用のバックパックであれば何でも大丈夫という保証はありません。

アジャスターで容量を調節できるタイプのバックパックを選ぶことをおすすめします。

リンク先:楽天Thule Subterra 25L Backpack
バックパックで持ち運べるDJ機材



DDJ400+PC+バスタオル+ケーブル が入った状態


上の写真はDDJ400+ラップトップ+バスタオル+各種ケーブルが入った状態です。
DJ用ヘッドホンは入りきらないので首などにかけて移動します。
※ヘッドホンはオーディオテクニカATH-M40Xを使っています。それも紹介したいけど長くなるので次回(?)にします

リンク先:楽天オーディオテクニカATH-M40X

DDJ400専用のケースを買うのもあり

バックパック以外にも持ち運びに便利なDDJ400専用のケースも販売されてるので、そちらを検討するのも良いかもしれません。

リンク先:楽天DDJ-400専用ケース

DDJ400はこんな人にオススメ

DDJ400はとてもよく出来てるDJ機材なので、DJに興味がある全ての人におすすめできると思いますが、特に下記のような人にオススメです。

カジュアルにDJを楽しみたい方

小さく軽く、価格も安く、接続も簡単なのでDJ機材という楽器がとても身近になります。

持ち運びしない人でも、場所もあまり取らないし準備も片付けも楽です。

「気合い入れてDJするぞ〜!」と意気込まなくても、音楽鑑賞の延長で気軽にDJを楽しむことができます。

アナログレコードのDJに挫折した方

筆者は友人に何人かDJがいるので、学生時代にレコードのDJ機材を触らせてもらう機会が多々ありました。
ですが、難しすぎて見事に挫折しました(笑)

レコードDJと違ってPCDJはボタン一発でBPMも合わせられるし、音の波形も目で確認できて圧倒的に簡単です。

また、価格帯的にもサイズ的にも学生時代の筆者にはアナログターンテーブル+ミキサーを趣味で買うのはハードルが高すぎました。

レコードで挫折を味わったことのある私のような人でもDDJ400なら楽しむことができると思いますよ。

クラブDJを目指して練習したい方や現役クラブDJのサブ機

友人のクラブDJ(reggae,Hiphop,RNBのレコード派)にDDJ400で遊んでもらったところ
「基本的な事は全部出来るしコレでいいじゃん!」
「サブ機に1台買おうかな、、」
と言っていました(笑)

練習用としても、もちろんオススメですが高価な機材をすでに持っている人が手軽にDJを楽しむツールとしても良いと思います。

立派なターンテーブルが家にあるけど、ホコリをかぶってるというような休眠DJにも最適なツールかもしれませんね。

リンク先:楽天DDJ-400

こんな人はDDJ400を買わない方がいい!DDJ400のデメリット

ここまでDDJ400の魅力を説明してきましたが、デメリットというか合わない人がいるのも間違いありません。

クラブにあるようなプロ用機材と同等の音質を求める方には向かない

DDJ400は(パソコンから電気を供給する関係で)、ACアダプターから電源を取るタイプのプロ用機材や上位機種のPCDJコントローラーに比べて出力される音がやや小さいと言われています。

スピーカーの品質や場所の広さなどの環境にもかなり左右されると思いますが、大音量を求められるクラブでは(音量を上げるほど音は劣化するので)使用は厳しいかと思われます。

リンク先:楽天DDJ-800

リンク先:楽天DDJ-1000



筆者のプレイ環境では音の小ささが気になったことはありませんが「PCDJしたいけど音質だけは譲れない」というこだわり派の方は、ACアダプターから電源を取るタイプのPCDJコントローラーDDJ800やDDJ1000などを選んだ方が良いかもしれません。

そもそも3万円以下で買えるDDJ400を数十万円のプロ用機材と比べてしまうこと自体がナンセンスだとも思いますが、、、

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音質にこだわるなら音源のダウンロード先を見直そう

DDJ400の話からは少し脱線しますが、いくら良い機材を購入してもダウンロードした音源の音質自体が悪ければ良い音は出ません。

Youtubeからのダウンロード音源、iTunesで昔に買った音源などはビットレート(〜kbpsと書いてある)の数値が低くて元の音質自体が劣悪です。

いくら良いスピーカーやDJ機材を揃えても、そもそものビットレートの値が低いと大きな音では聞くに耐えないと思います。
良い音でDJしたいのであれば256kbps〜320kbpsの音源を準備してください。

今、あなたが持っている音源が128kbpsなら機材にこだわる前に、そこから見直した方が良いかもしれません。

ちなみに筆者はBeatport(320kbpsのmp3)かiTunes(256kbpsのAAC)で音源を購入していますが、今のところ困っていません。

また、CDからiTunes に音源を取り込んでいる人も設定で低いビットレートになっている可能性があるので絶対に見直すことをおすすめします。筆者は痛い目をみました。
※環境設定から確認可能です。詳しくはググって下さい

音質ガチ勢はアナログレコードかCDJを選ぼう

そもそも音質にガチでこだわる方には、PCDJコントローラーという選択肢自体が間違っているかもしれません。

たとえ上位機種のPCDJコントローラーDDJ1000などを高品質な音源(256kbps〜320kbps)で使ったとしても、CDやアナログレコードの音質には勝てないと言われています。

ちなみにCDのビットレートは1,411kbpsだそうです。
※特別耳が良いわけではない筆者には違いがわかりませんが、音を聞き分ける職業をされてる方には分かる人もいるらしい

また、余談ですがiTunesで音楽鑑賞のデジタル化を広めたスティーブ・ジョブズは家ではレコードを聴いていたとか、、、

プラスチック素材の筐体に我慢できない方は買わない方がいい

持ち運べる軽さが魅力の1つでもあると思うので筆者は全く気になりませんが、プラスチック素材が我慢できない方にDDJ400はオススメできません。
見た目に安っぽさは感じませんが、触るとやっぱりプラスチックです。

また、ノブやフェーダーの作りも必要充分ですが、上位機種に比べるとノブとノブの間隔は狭いのでダイナミックなプレイを考えている方には向かないかもしれません。

バトルDJを目指す方には向かない

バトルDJとは、簡単に言うとスクラッチの技を競いあうスタイルのDJのことを言います。
※スクラッチだけではないけどここでは割愛

有名どころで言うとDMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPに出場するようなDJスタイルです。

DDJ400でもスクラッチはできなくはありませんが、圧倒的にレコードを使った方がスクラッチはやりやすいと思います。
DDJ400 に限らずPCDJコントローラーはプラッターが回らないので、スクラッチの技が限られると言われています。
※「プラッターが回らない」の意味が分からない方はググって下さい

また、物理的に針でレコードをこするスクラッチとデジタルデータのスクラッチでは、やはり音の自然さも多少違います。
なので、バトルDJ以外にも「アナログレコード以外は認めない!」というヒップホップガチ勢のDJも少数ですが存在します。(筆者の地元の先輩 に一人いますが、それはそれでブレない姿がかっこいい)

ただし、ここ数年はPCDJのコントローラーを使ったDJバトルも行われているようなので、もしかすると将来的にはバトルDJ業界も大きく変わってくる可能性もあります。

さいごに

DJの歴史は、公園に集まった音楽好きが街灯から電気を取った(盗った?)ターンテーブルで2枚のレコードをミックスし始めたのが広まるきっかけとか?

ニューヨークに遊びに来たジャマイカ人が路上でDJmixし始めたのがルーツだとか?

諸説ありますが、音楽を聴く手段が生バンドかレコードしかなかった時代にDJという楽しみ方を広めた先人達は偉大だと思います。

DDJ400を使うかどうかは置いといて、この記事がひとりでもDJ人口が増えるきっかけになると嬉しいです。飲み会DJもめちゃくちゃ楽しいのでぜひ挑戦してみてくださいね!

リンク先:楽天DDJ-400

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