アジア人美容師”エイト”のプロフィール

はじめまして、アジア人美容師エイトと申します!

数年前に東南アジアに移住した美容師です。

〜ワレワレ は アジア ジン である〜

海外でサロンワークをしていたある日のことです。

以下のような英語での会話が隣の席から聞こえてきました。

美容師:「前回のヘアカラーはいかがでしたか?」

お客様:「いつも染めたてはいいんだけど、色が抜けると黄色くなっちゃうのよ。
なんでかしら?」

美容師:「それはそうですよ。なぜなら私たちは“アジア人”ですから。」

ガビ〜ン!(←古い)

隣でサロンワークをしていて聞こえてきた何気ない会話ですが、私には衝撃が走りました。

そして同時に恥ずかしい気持ちになってきました。
なぜなら、私は「日本人美容師」という自信とプライドだけで海外で戦っていたからです。

価値観の押し売りをやめるという決断

なんて狭い視野で今まで仕事をしてきたんでしょう?

「日本の技術を教えてやるんだ!」

「日本のサービスはこうするんだ!」

「日本が1番に決まってる!」

「日本のトレンドはこうだ!日本の常識はこうだ!」

文章にするのでさえ恥ずかしくなるほどの古い価値観で私は生きていました。

まさに価値観の押し売りですね。

そして私は決意しました。

これからは日本出身の「アジア人美容師」として生きていこうと。

違う価値観を受け入れられなかった自信とプライド

私は、日本の美容業界では

美容師なら知らない人がいないような業界誌やwebサイトへの作品掲載
複数のコンテスト受賞歴
美容室グループで10年以上の幹部経験
たくさんのお客様からの支持

などなどの自慢できる(自分で言うな!笑)経験がありました。

もちろん、日本での経験は海外で働く今でも私の助けになっています。

ですが、その反面、自信とプライドが邪魔をして「日本至上主義」グローバル・スタンダードから大きく外れたアタマがカチカチの美容師になってしまっていたようですです。

しかし、海外で美容師として活動する中で「 日本至上主義 」だけでは超えられない壁が次々と現れました。

いわゆる「日本の美容師」から「国際的な美容師」へのマインドチェンジをせざるを得なくなったのです。

また、日本で「普通」だと思われていることは国際的には「不思議」だということも嫌という程学ばされました。

見たくなかった「日本だけが素晴らしいわけではない」という現実

海外で働く今も、日本という国が大好きです。日本人であることにも誇りを持っています。

ですが、アジア人美容師としてのグローバルな視点を持ち、外側から客観的に日本を見てみたら、今まで見えなかった(見ようとしていなかった)日本の姿と、美容師へ与える影響が見えてきました。

日本の課題と美容師に与える影響

人口減少、貧困格差、ブラック企業、2025年問題、、、、などなど

日本は今、数え上げればキリがないほどの問題を抱えています。

しかも、その問題の多くは美容師という業種にダイレクトに影響することばかり。

また美容業界に絞って考えても、新規客数の減少、客単価の低下、人材不足、高い離職率、社会保障問題など、、、美容室独自の難しい問題も山積みです。

美容室件数が22〜24万件、信号機の本数が約19万本、美容学校の卒業者数が1万数千人というデータからも、いかに難しい時代かが容易に想像出来ます。

もちろん海外でも同様の問題を抱えていることも多く、解決に向かうアプローチも様々です。

このブログを通して発信する3つの情報について

このブログで主に発信する内容美容師さんとサロン運営者の両方に価値があるコンテンツを目指しています。

コンテンツをを大きく分けると、

1、海外生活、海外での美容師の活動、実際に日本を離れて気が付いたことや学んだこと

「海外美容師のおしごと一覧

「日本と海外文化の違い」一覧

2、日本の美容師さん達の将来にも大きく関わる経済の情報、知っておいた方が良いこと

「サロン運営」一覧

「IT美容師」一覧

3、個人的に思うこと、考察、感じたこと、考え方や働き方

「海外で働くまでの経緯」一覧

「海外生活全般」一覧

「美容師さんの働き方」一覧

の3つを軸に発信しています。

たまに、下のリンク先にあるようなくだらない内容美容師と直接関係しないことも発信しています。笑

関連記事:東南アジアのカップ焼そばの正しい作り方は日本人の常識を覆す

関連記事:なぜかカンボジアのボッタクリトゥクトゥク運転手と友達になった話し

個人投資家美容師から見たこれからの世界

話しは少し横道にそれますが、私は美容師アシスタント1年目から株式投資を始めており[美容師歴=個人投資家歴]という少し変わったキャリアを持っています。

そこで、下記のリンク先では注目の経済ニュースを海外に住んでいる個人投資家の目線から備忘録的に記しています。

※あくまでも備忘録です。投資は自己責任でお願いします。

リンク先:美容師の生活に関わる経済ニュース

偽名で運営している理由

名前と顔を公開してもまったく何の問題も無いのですが、このウェブサイトはあえて偽名で運営をしています。

その理由は、いくつかあります。

1、美容師としての集客に使うためのサイトではない

これが最大の理由なのですが、集客には特に困っていないので名前と顔を世界中に公開する理由がありません。

具体的には、たくさんの指名でのお客様(&ご紹介での新規のお客様)が毎月安定してご来店して下さっているので、おかげさまでお客様は増え続けています。
※自慢でもなんでもなく、腰痛が原因でこれ以上ムリに集客してもお断りせざるを得ない可能性があるという情けない理由もあります!笑

また、美容師さんに向けた内容のブログ経由でお客様が来店されても、お客様に向けて発信したいものとは全く別ですし、、、

なにより施術中はあまりしゃべらない(髪の毛の話題はメッチャしゃべります!笑)タイプなので長文を書いているのが知られるのがちょっと照れくさいです。笑

2、自由に書きたいことを書きたい

書きたい事が制限されると楽しくありません。
逆に、自由に書けるのは最高に楽しいです。例えば下の2つのような感じです。

問題なのは、脱ホットペッパービューティーを目指してホームページにも力を入れているのに、インスタグラムにホットペッパービューティーのリンクを貼っている美容師さんです。
まったく理解ができません。結局ヤメたいの?ヤメたくないの?

引用元:インスタに集客サイトを紐付けている美容師さんは一体何がしたいの??

上記でブランディングのメリットを書きましたがブランディングが成功すると、美容師の仕事はものすごくカンタンになります。”

と、言うと色々誤解を招きそうなのですが、実際に超カンタンです。笑

引用元:美容室にブランディングなんて必要なの?ブランディングすべき理由

ね?書きたい事が自由に書けるってストレスが無くて楽しいですよね?笑

どうしても私の素性が知りたいという方は、、、

このウェブサイトは偽名での運営ですが、別に後ろめたいことがあって偽名で運営してるわけではないので、べつに素性がばれても一向にかまいません。

ただ、自分から明かすことはないと思います。てれくさいので、、、

東南アジアで働いている日本人美容師は数が少ないうえに、日本の新聞社から取材を受けたこともあるのでググると何かしら出てくるかもしれませんね!

日本で活躍する美容師さん・サロンオーナーの皆様へ

このウェブサイトは、日本で活躍する美容師、サロンオーナーの皆様に向けて書かれています。

海外での成功事例そのまま日本に持ち込んでも上手くいかないことは明らかです。

ですが、私達は変化を恐れていては成功することが難しい時代に生きています。

「国際的な美容師」としての客観的視点が、日本の美容師さんやサロンオーナーの皆様のヒントとなることを願っております。

また、海外で美容師の仕事を楽しみながら、今までのキャリアを活かして日本の美容関係の法人にアドバイスもしています。
※現在、新規の顧問契約はすべてお断りさせていただいている状態です。

みなさん、この激動の時代一緒にサバイブしましょう!

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