日本人の性格はシャイではないと思う3つの理由に海外で気がついた

テレビや雑誌で、「日本人はシャイ」みたいな話を見かけた事はありませんか?

ですが、実際に海外に住んでみて「日本人はシャイ」だと思う機会は意外にも少なく感じます。

物静かな方は多いイメージですが、シャイとは違うように感じます。

なぜ日本人がシャイだというイメージになったのでしょうか?
私なりの解釈で説明します。

日本人は共感と曖昧の文化

日本の美容室でよく見かける女性同士の会話と、海外の美容室でよく見かける女性同士の会話の違いに、日本の共感と曖昧(あいまい)の文化が見て取れます。

日本の美容室

女性1「私、この髪型似合うと思う?」

女性2「カワイイ〜!いいじゃん」(基本的に否定しない)

女性1「ね、この髪型かわいいよね〜!」(白黒はっきりさせない)

このような、「カワイイ」を言い合って、お互いに共感している女性達の光景を見かけたことはありませんか?

これが、海外の美容室の英語での女性同士の会話だと、

海外の美容室

女性1「私にこの髪型似合うと思う?」

女性2「きっと似合うわよ!チャレンジしてみれば?」または「あなたには似合わないと思うからヤメておいた方がいいわよ!」(否定も可・白黒はっきり)

女性1「じゃあチャレンジしてみるわ!」または「そう?じゃ違う髪型にするわ!」(白黒はっきり)

上のパターンをよく見かけます。

このように、直接的な海外と比べて日本の文化は共感型だと感じさせられることが多々あります。(あくまで一例ですが)

その「共感」が「自分の意見を言えないシャイな人」のイメージをつけてしまうのかもしれません。

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英語力が低い

急に英語で話しかけられて、おどおどしてしまった経験はありませんか?

日本人(私も含めた)の英語力はアジアの中でも下のレベルなのだそうです。

英語が母国語ではないアジア主要国のなかで、どのスキルでも上位につけているのが、「フィリピン」と「マレーシア」です。特に、フィリピンの「Speaking」の能力は突出しています。

これら二カ国は公用語として英語が日常的に話されているため、驚きはないかもしれません。目を見張るのは、「韓国」と「インドネシア」の健闘です。英語が非公用語の国々にしぼってみれば、いずれのスキルにおいても上位でしのぎを削り合っています。

それを追う立場が、「中国」「ベトナム」「タイ」。残念ながら、日本はアジアの主要国のなかでいずれのスキルにおいても「最下位」という結果でした。

引用元:English lab

聞き取れない、聞き取れても返事を返せない、返事は返せても会話が続かないなど、英語のレベルは様々です。

また、日本はボディーランゲージで伝える文化ではないので、より一層、大人しくてシャイな印象を与えるのでしょう。

関連記事:英語が話せなくて海外で美容師ができる? 話せない人への3つのヒント

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声が小さい

日本以外の国の人と比べて、日本人は声が小さいと言われています。海外に行った事がある方なら、日本人の声が周りに比べて小さいことに気がついた方もいるでしょう。

実際に私も英語で話すときには大きい声で話すように心がけています。しゃべり慣れている日本語ですら声が小さいのに、不慣れな英語では言語への自信のなさも合わさり声が小さくなりがちです。

意識的に声を大きくするとシャイな印象を与えない上に、相手にも伝わりやすいので、外国では(英語に自信がなくても)声を張って話すように意識すると良いかもしれません。

「日本人はシャイだよね」と一度も言われたことがない

海外で生活していて「日本人ってシャイだよね」と言われた事は(意外にも)一度もありません。もしかすると、日本人が「日本人はシャイだと思われている」と決め付けているだけで、海外の人たちはシャイだと感じていないのかもしれませんね。

まとめ

以前、外国人の友人から「(海外に住む)日本人の英語力は10年前に比べると、ものすごく高くなったよね」と言われたことがあります。(10年前の日本人の英語力を私は知らないので真実はわかりませんが)

また、インターネットが発達したおかげで、日本人が物静かな民族だということも海外では広く知られているようです。
日本人がシャイだったのは既に過去の話で、21世紀の日本人はシャイだと思われていないのかもしれませんね!