英語が話せなくて海外で美容師ができる? 話せない人への3つのヒント

英語が話せなくても海外で美容師をやっていけるのか?
日本の美容師仲間からよく聞かれる質問ですが、答えは残念ですが「キビシイ」です。

ですが考え方次第では最低限の英語力でお客様の満足を引き出すことはできます!

美容室のインバウンド需要(海外からのお客様)も増えている昨今
普段私が実践している3つの考え方を紹介します。

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1、徹底的にノンバーバルコミニケーション(非言語コミニケーション)に頼る

一説によると、人間と人間のコミニケーションは、言語が3割、表情や身振り手振り、声のトーン等の非言語のコミュニケーションが7割を占めるといわれています。(言語1:非言語9という説もある)

メラビアンの法則は、非言語的コミュニケーションの重要性を説いたもので、コミュニケーションにおいて、人に影響を与える情報の割合は……

  • 言語情報(話の内容など):7%
  • 聴覚情報(声のトーンや話の早さなど):38%
  • 視覚情報(見た目など):55%

引用元:しごとのみらい

つまり、言葉がしゃべれない分だけ、言葉以外の部分で一生懸命伝えると意外と伝わるということです!

例えば、ボブのヘアスタイルにバッサリ切りたいと言われた場合に言葉だけだと、ショートボブなのか、ロングボブなのか、アゴ下なのか?

お互いにイメージの共有ができません。

そこでノンバーバルコミュニケーションの出番です。

美容師側が似合うと思う長さを指差して「ここで切ってもいいですか〜?」「きっと似合いますよ〜」みたいな表情と身振りをします。(少し大げさに!)

okであれば頷いたり何かしらのリアクションがあるだろうし、NGであればもう少し長いところを指さされるなどの反応があります。

それによって、お客様側も安心して任せられるし、美容師側も自信を持ってハサミを入れることができます。

逆に、一般的な日本人が(日本人同士のコミュニケーションで)やりがちな『困った時は笑ってごまかす』これは、日本人特有の文化で相手を混乱させるだけなので、誤解(ミスコミュニケーション)を生みやすく危険です。

プロフェッショナルとして堂々と接する事で、細かいことは伝わらなくても『自信』と『熱意』が伝わりお任せしてくれる可能性が増えます。

日本人同士のコミニケーションでも、言語3:非言語7の割合は変わらないので、日本人しかカットしない美容師さんでもノンバーバルコミニケーションを活用したカウンセリングは安心感が伝わるのでおすすめです。

関連記事・日本人の性格はシャイではないと思う3つの理由に海外で気がついた

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2、サロンワークで使う言葉だけに絞って英語を覚える

人間が使う言葉はほとんどが繰り返しで、一生に話す言葉を収録するとCD 1枚に収まるそうです。(繰り返し分は1カウントとする)

また、ペラペラレベルに外国語がしゃべれるようになるための必要な語彙(ごい)数は意外と少ないとのデータもあります。

突然ですが、あなたは母国語以外の言語をいくつ話せるでしょうか? 各国の言語のうち、80%~90%理解するのに必要だと思われる語彙数を調べてみると、

・日本語:10000語
・ドイツ語/ロシア語/韓国語/中国語:5000語
・英語:3000語
・フランス語/タイ語:2000語
・スペイン語/イタリア語/ポルトガル語:1500~1800語

となっており、私たちが使う日本語は、世界一難しい言語だといえそうです

引用元:しらべぇ

美容室で使う会話は(最低限に絞れば)髪を切るか、染めるか、パーマか、トリートメントくらいしかないので、まずはそこだけを徹底的に覚えて徐々に会話の幅を広げていくのが個人的にはお勧めです。

具体的には、

1、普段のサロンワークで自分が使う言葉を紙に書き出してみて、その言葉だけに絞って覚える。
2、実際にサロンワークをしてみて1で足りない言葉や、伝えられなかったことを勉強し直す。
3、ひたすら1と2を繰り返すとある日あまり困らなくなっていることに気がつく。

この流れで徐々に日常会話まで覚えていけば、ストレスなく会話の幅を広げていくことができます!

3、髪の毛の話題を中心としたサロンワークスタイルを採用する

美容師さんの中には
日常会話の中からヘアスタイルに対するヒントを見つけながら作っていくタイプ」と、「方向性が決まったらヘアスタイル作りに集中するタイプ」の2タイプの方がいると思いますが、
前者のタイプの方はワークスタイルを後者に変えるか、英語の勉強をとにかく頑張った方がいいかもしれません。

なぜなら「日常会話の中からヘアスタイルに対するヒントを見つけながら作っていくタイプ」の美容師さんの場合は、必要な語彙の数が圧倒的に多くなるからです!

外国人のお客様を相手に美容師をやりたい方は、普段のサロンワークでのやり方をもう一度見つめ直してみましょう!

もちろん最初「方向性が決まったらヘアスタイル作りに集中するタイプ」のワークスタイルから始めて、英語力が上がってきたら「日常会話の中からヘアスタイルに対するヒントを見つけながら作っていくタイプ」変更するのでも構いません。

まとめ

正直、私の英語力は中学生レベルです。(よく海外でやってるなと、自分でも思うレベル。)

それでも上記した3つを徹底すれば意外と困らないものです。

ただし、美容師としてお客様とのコミニケーションも楽しみたい方にはこの方法はおすすめできません。

(ちなみに、私は技術に集中してしまい、日本語だったとしても会話を楽しむほどの心の余裕がないタイプです。笑)

どちらにしても、英語力があればあるほど異文化への理解も深まり、人生ももっと楽しくなると思うのでしっかりと勉強されることをおすすめします!(私も頑張ります!笑)

グローバル化する未来のためにも英語力とコミュニケーション・スキルを磨いておきましょう!

また、人口減少が急速に進む日本では外国人のお客様の比率が増え続けるのはもちろん、外国人の美容師さんと一緒に働く未来がやってくるかもしれません。
詳しくは下のリンク先から関連記事をご覧下さい。

関連記事・10年後の日本の美容室は外国人との混合チームになるかも?3つの理由

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アジア人美容師

海外で美容師として活動しつつ、日本で美容関係の法人に向けて、顧問(※)としてアドバイスもしています。

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