日本人美容師のレベルと世界で求められているコトをお客様に聞いてみた

「日本の職人の技術は世界で一番!」的なテレビ番組がやたらと多い影響でしょうか?
日本人美容師のレベルが世界で一番だと思っている方(日本人のお客様も含め)の多さに驚きます。
そんな私も、海外で美容師をする前は日本人美容師の技術とサービスのレベルは世界一だと思い込んでいました。
しかし、これは、半分正解で半分不正解です。
そこで、半分正解で半分不正解な理由と、日本人美容師が世界から求められているものをご紹介します。
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日本人のお客様にとってコミュニケーションが楽な日本人美容師は世界一

当然と言えば当然なのですが、お客様も美容師さんもお互いに日本語でコミニケーションが取れれば、理解が深まるので満足度は高くなります。
また、髪質の理解や、細かいディテールもお互いに共有できるのも満足度が上がるポイントです。

ローカル(地元)のお客様にとってローカル美容師が世界一

日本人のお客様にとって、日本人美容師が世界一なのと同じで、ローカル(地元)のお客様にとってはローカル美容師が世界一である可能性が高いといえます。
その理由は、言語はもちろん、カルチャー(文化)を共有できるという強みがあるからです。
例えば、日本で安定した人気の眉上ぱっつん風の前髪の写真を海外の美容師さんに見せて、
「こういう前髪可愛くない?」
と聞くと、困った顔で
「ファニー(奇妙)だね」(苦笑い)
と言われることがよくあります。
また、経験値や生活習慣の違いから、ブロー・ドライの技術も海外の美容師さんの方が上手な傾向があります。
海外のお客様が好むヘアスタイル
「ちゃんとヘアサロンに行ってきました!髪型決まってるでしょ?」
というヘアスタイルが好まれる傾向が強いようです。
また、ちょっとしたディナーやお出かけの前に、オシャレ(身だしなみ)の一環としてシャンプー&ブローのメニューでサロンを利用される方も多い傾向があります。
しかし、不思議なことに、日本人美容師を選ぶローカルのお客様は一定数存在します。(国やサロンや個人によっても違いますが、私の場合は約半数)
そこで、『なぜ日本人美容師を“あえて”選ぶのか?選んでみた感想』をお客様に聞いてみました。

なぜ日本人美容師を選んだのか?ローカル(地元)のお客様に思い切って聞いてみた

 以下、ローカルのお客様と美容師である私との会話を要約したものです。(実際には英語での会話)

私「変なことを聞くようですが、なぜ文化も言語も違うのに、日本人美容師の私
を選んだのですか?」
お客様「ローカルのヘアスタイルに飽きたから、何か変えたいって思ったのがキッカケね」
私「日本風のヘアスタイル(ジャパニーズスタイル)に変えたいって意味ですか?」
お客様「ジャパニーズスタイルがどんな感じか知らなかったけど、今回挑戦してみて気にいったわ!」
私「それはよかった。」
「ちなみにローカル美容師と、日本人美容師の違いは何か感じましたか?」
お客様「コンサルテーション(日本でいうカウンセリング)が全然違う!」
「私の悩みに合わせたヘアスタイルを提案してくれるところと、スタイリングの仕方を丁寧に教えてくれたのもプロフェッショナルで良かったわ!」
と、いった内容でした。

世界が日本人美容師に求めている3つの要素とは?

以下は、経験上日々感じることです。
上記した、ローカルのお客様の会話の要約にも出てきましたが、日本人の美容師として海外から求められているものはプロフェッショナルであること(高いプロ意識)と、プロフェッショナルな美容師にしか提供出来ない満足度だと感じます。
1・プロフェッショナルとして、
お客様の要望を聞き出し、お顔に似合うヘアスタイルを提供する
2・プロフェッショナルとして、
お客様のファッションに合うヘアスタイル提案する
3・プロフェッショナルとして、
家でのスタイリング方法をアドバイスする
などなど
プロ意識の高さは、日本で活躍するためにも当然必要な要素だと思いますが、たとえ言語が違っても、プロ意識の高さをアピールできれば、
「やっぱり、日本人の美容師ってすばらしいわね」
と感じていただけるようです。
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まとめ

「日本人美容師のレベルが世界で1番」ではないと気がついた時は正直ショックでした。

ですが、外国人のお客様に

「私にとっては、日本人美容師が世界で1番合っている」

と、思っていただけるほどのポテンシャル(潜在能力)を日本人の美容師さん達は秘めていると思います。
海外で働く今も、決して日本の美容師さんが下手だとか、センスがないとは思いません(むしろ勤勉で素晴らしいと思います)が「日本が世界一!バンザーイ!」な感じで海外進出すると痛い目にあいます!
そう、、、かつての私のようにね!笑
※詳しくは下のプロフィールをご覧ください

アジア人美容師

海外で美容師として活動しつつ、日本で美容関係の法人に向けて、顧問(※)としてアドバイスもしています。

※現在、新規の顧問契約はお断りさせていただいております

アジア人美容師の詳しいプロフィール