日本の美容師さんからの問い合わせで「アシスタントでも海外で活躍できますか?」という質問がよく寄せられます。
答えを先に言ってしまうと、アシスタントのポジションでがっつり働くのは難しいでしょう。
なぜなら、(国によって大きく違いますが)就労ビザ(※)の発行に年齢や職歴の審査があるからです。
※就労ビザはがっつり働くために必要なビザの種類
目次
なぜアシスタントは就労ビザを発行してもらえないの?
「私の国の国民に美容技術を教えて、発展させられる人に来てほしい」
収入が低いと就労ビザが発行されない国は
「お金持ちにたくさん来てもらって、私の国でお金をたくさん使ってほしい」
「自国を発展させられる人であれば、日本でも高収入のはずだろう」
でも、諦めないでください。
解決策として最もポピュラーなのはワーキングホリデー
海外進出を考える美容師さん達が、最初に検討するのはワーキングホリデーでしょう。
個人的に最もオススメなのは日本のインバウンド・サロンで働くこと
簡単に説明すると、外国人観光客や日本に住んでいる外国人向けに商品・サービスを提供することです。
つまり、インバウンドサロンとは、外国人のお客様をメインターゲットにしている美容室のことを指します。
インバウンド美容室を経営する知人の話しによると、お客様の比率の7割が外国人とのことです。
そのような、インバウンド美容室では英語の勉強会を頻繁に開いているサロンも多いので、海外で活躍するための近道かもしれません。
おまけ:インバウンドサロンの探し方
将来、あなたの海外進出の夢が叶うことを願っています!
では、これからもよろしくお願いします!
海外で美容師として活動しつつ、日本の美容関係の法人に向けてのアドバイスもしています。
今までに美容師として仕事、勉強を含め訪れた地域は、香港、ロンドン、パリ、上海、クアラルンプール、ニューヨーク、、、などです。旅行を含めるともはや思い出せません(笑)
その経験を踏まえて基本的に美容師さんと美容室経営者の方に向けた情報発信をしています。更新頻度は不定期で思いついたことを書くスタンスなので、たまに下らないことも書きますが暖かい気持ちでお付き合いいただけると嬉しいです。
※現在、新規の顧問契約はお断りさせていただいております