アシスタントが海外の美容室でバリバリ活躍することは可能なのか?!

日本の美容師さんからの問い合わせで「アシスタントでも海外で活躍できますか?」という質問がよく寄せられます。

 
 
そこで、私なりの答えと具体的な解決策を紹介します。
 
 
 

答えを先に言ってしまうと、アシスタントのポジションでがっつり働くのは難しいでしょう。

 
 

なぜなら、(国によって大きく違いますが)就労ビザ(※)の発行に年齢や職歴の審査があるからです。

※就労ビザはがっつり働くために必要なビザの種類

 
 
ちなみに、私が働いている国ではスタイリストでも経験が浅いとビザの発行が出来ない(または半年以上待たされる)事例もあります。
 
 
国によっては、日本での収入が低いと就労ビザが発行されないところもあります。
 
 
 
 

なぜアシスタントは就労ビザを発行してもらえないの?

 
 
もちろん、 アシスタントの仕事は必要不可欠な重要な仕事です。
 
 
ただし、どの国もそうだと思いますが、外国人の労働力を受け入れると言う事は、自国の国民の雇用(仕事)を奪う危険があるということです。
 
 
つまり、職歴が短すぎると就労ビザが発行されない国は
 

「私の国の国民に美容技術を教えて、発展させられる人に来てほしい」

 

収入
が低いと就労ビザが発行されない国は
 

「お金持ちにたくさん来てもらって、私の国でお金をたくさん使ってほしい」

 
 
または
 

「自国を発展させられる人であれば、日本でも高収入のはずだろう」
 
という暗黙のメッセージが隠されているわけですね。
 
 
厳しいようですが、まずは
日本の第一線でバリバリ戦える技術力をつけることが先決かもしれません。
 
 

でも、諦めないでください。

なぜなら、海外で働く(ような)体験をする手段はいくつかあるからです。
 
 
 
 

解決策として最もポピュラーなのはワーキングホリデー

 
 

海外進出を考える美容師さん達が、最初に検討するのはワーキングホリデーでしょう。

 
 
 
あくまでもがっつり働くわけではないので、イメージとは少し違うかもしれませんが、海外の雰囲気を味わう分にはワーキングホリデーで充分でしょう。
 
ですが、もう一つとっておきの裏技があります!
 
 
 

個人的に最もオススメなのは日本のインバウンド・サロンで働くこと

 
 
インバウンド」という言葉を聞いたことありますか?
 
 

簡単に説明すると、外国人観光客や日本に住んでいる外国人向け商品・サービスを提供することです。

 
 

つまり、インバウンドサロンとは、外国人のお客様をメインターゲットにしている美容室のことを指します。

 
 

インバウンド美容室を経営する知人の話しによると、お客様の比率の7割が外国人とのことです。

 
 
その知人は海外でもサロンを数ヶ国で経営していますが「日本で経営するインバウンド美容室が1番外国人比率が高く、海外のサロンよりも外国風」だと話していました。
 
 

そのような、インバウンド美容室では英語の勉強会を頻繁に開いているサロンも多いので、海外で活躍するための近道かもしれません。

 
 
 
 

おまけ:インバウンドサロンの探し方

 
 
具体的なインバウンドサロンの探し方は、googleで「英語対応 美容室 〇〇」(〇〇に働きたいエリアを入れる)で検索すると色々出てきますよ!
 
 

将来、あなたの海外進出の夢が叶うことを願っています!
 
 

では、これからもよろしくお願いします!
 
 
 
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