海外で美容師をしていると様々な嬉しい体験や、新しい経験をすることがあります。
その中でも、特に印象に残った5つの嬉しかったことをご紹介いたします。
海外進出を検討している美容師さんやインバウンド需要を狙う美容師さんは、ぜひ参考にしてみて下さい!
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目次
プロとして見られている「おまかせ!」オーダーが多い
海外で美容師をしていると日本よりも「おまかせ」が多いことに気がつきます。
おまかせ以外のお客様でも「私に似合う髪型教えて!」「私の髪質でスタイリングしやすい髪型はどれ?」などの質問攻めに合う事もしばしばあります。
また、初対面の方でもバッサリカットするような大胆なスタイルチェンジのオーダーが多く「プロとして信頼してくれている」と実感する機会がたくさんあります。
気に入った時のリアクションが大きい
気にいったときのリアクションが大きいのは美容師として最も嬉しい瞬間です。
「I love it !(大好き!)」などの嬉しい言葉をかけていただくことも多々あります。
言葉以外でも、その場でセルフィー(自撮り)や、「一緒に写真撮ろう!」など感情の表現が日本人よりもストレートなので伝わりやすいです。(一緒に写真は未だに照れくさいですが!笑)
ただし、気に入らないときのリアクションもストレートな表現なので、、、、。
しっかりとした技術力を身につけていることは必須かもしれません。
ちなみに、日本人との表現の違いなどに関しては、
関連記事・日本人の性格はシャイではないと思う3つの理由に海外で気がついた
関連記事・ロンドンへの美容留学で気がついた日本文化の素晴らしさ
に詳しく書いてあるので参考にしてみてください。
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スタイリングの仕方をとても真剣に聞いてくれる
コテ(カールアイロン)の使い方や、ワックスの付け方、ブローの仕方などを、真剣に聞いてくれる方が多い傾向にあります。
中には、スマホでムービーを撮る方もいるほど熱心です。
親日家が多い
東南アジアに限ったことかもしれませんが、日本に詳しい方が多いのに驚きます。
何度も日本に旅行しているリピーターもたくさんいらっしゃいます。
また、日本人に対しての信頼も厚く、日本人というだけで信頼してくれる方もいるほどです。(先人達に感謝)
「日本をほめられて嬉しい」という体験は、海外に出てみないと味わえない喜びかもしれません。
色々な国のお客様が来店してくれる
東南アジアで働いているからといって、お客様が地元の方ばかりとも限りません。
もちろんサロンの立地にもよりますが、私が勤めるサロンでは、イギリス、アメリカ、フランス、オーストラリア、香港、韓国などなど、色々な国のお客様がご来店されます。
髪質や骨格も様々ですが、日本に対する見え方も国によって様々です。
色々お話しをさせていただく中で、日本の良さを再発見することも多々あります。
また、技術面では、海外での美容留学の経験がとても役に立ちました。
詳しくは海外美容留学に行った方がいい人の3つの特徴と向かない人の特徴にまとめてあるので、ぜひご覧ください。
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まとめ
海外で美容師をするのは、簡単なことではないかもしれません。
当然、嬉しい事と同じくらい大変なことも多いので、安易な海外進出はおすすめしません。
ですが、海外で働き始めると、日本では経験できないことや、学べないこと、新しい考え方、客観的な目線など、今までなかったものが自分の栄養になっていることに気がつくはずです。
この記事が、海外進出を検討している美容師さんやインバウンド需要を狙う美容師さんヒントになることを願っています。
関連記事:海外進出の前に、需要と供給のバランスを考えないといけない理由とは
海外で美容師として活動しつつ、日本の美容関係の法人に向けてのアドバイスもしています。
今までに美容師として仕事、勉強を含め訪れた地域は、香港、ロンドン、パリ、上海、クアラルンプール、ニューヨーク、、、などです。旅行を含めるともはや思い出せません(笑)
その経験を踏まえて基本的に美容師さんと美容室経営者の方に向けた情報発信をしています。更新頻度は不定期で思いついたことを書くスタンスなので、たまに下らないことも書きますが暖かい気持ちでお付き合いいただけると嬉しいです。
※現在、新規の顧問契約はお断りさせていただいております