AIが美容師の未来に与える影響を美容師が現実的に予想してみた

「美容師の仕事は人工知能に取って変わられませんよね?」
「美容師はなくならない仕事だから良いですね!」
みたいなことをお客様や友人から言われたことはありませんか?
本当にそうなのか!?
現役美容師が出来る限り現実的に予想してみました!
あくまでも予想(妄想?)なので、「そういう可能性もあるかもね!」くらいの軽い&暖かい気持ちで続きをご覧ください!笑
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「クリエイティブな仕事はAIには出来ない」はウソ?

「美容師はクリエイティブな仕事だからAI(人工知能)にはできない!」
なんて話を聞いたことがあるかもしれませんが、そう決めつける前に下の引用記事をお読み下さい。
人工知能では人間にとって代わることが難しいとされているクリエイティブ領域(※4)に進出し、人間のクリエイター倉本美津留に勝負を挑んだ人工知能「AI-CD β(※3)」。惜しくも勝利を逃すも、獲得投票率54%対46%とかなり人間に肉薄する結果となりました。
引用元:PRTIMES
ご紹介した引用記事は、人間とAICM(テレビコマーシャル)の作成でクリエイティブ対決をするというものです。
一つは人間のCMディレクターが制作していて、
もう一つは、人工知能(AI)が膨大なデータを元に人間が好むCM作品を計算して作っています。
この2つのCMを、視聴者に評価してもらったところ“僅差で”人間が勝ったそうです。(2016年)
「クリエイティブな仕事はAIに奪われない説」は過去のことになるかもしれないという一例です。

美容師というクリエイティブな仕事とAIの相性

このことを、私たち美容師の仕事に当てはめると、
「この顔の形だったらこの髪型が似合う」
(例:丸顔さんは縦長のヘアスタイルが似合いやすいなど)
という法則(データ)をもとに、お客様が気に入るであろうヘアスタイルを提供することが、AIにも可能かもしれないという事です。
つまり、クリエイティブな仕事である美容師もAIに取って変わられる可能性は「ゼロではない」と考えられます。
ただし、あくまでもクリエイティブな仕事がAIにもできるかもしれないという可能性の話であって、『美容師の仕事が無くなる』『仕事をAIに奪われる』という未来ではなく、『AIと人間の美容師さんが協力する』未来を私は予測しています。

ここから先は、実際に美容師とAI(人工知能)がどのように関わっていくかの私の個人的な仮説を説明します。
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美容師+Googleグラス+AI=技術教育に役立つ

これを読まれている美容師さんはGoogleグラスの存在をご存知ですか?
簡単に説明すると、目の前に映像が浮かび上がるメガネです。
メカ(ガジェット)好きの美容師さんならご存知かもしれませんが、Googleグラスが業務用として帰ってきました。

新モデルの名前は「グラス・エンタープライズ・エディション(Glass Enterprise Edition)」。開発を率いるジェイ・コサリ(Jay Kothari)氏の18日のブログ投稿によると、これまでゼネラル・エレクトリック(GE)、フォルクスワーゲン(Volkswagen)、ボーイング(Boeing)など50社余りを対象とした限定プログラムで試験が行われてきた。

同氏によれば「製造、物流、屋外作業、保健・医療といった多くの分野の従事者が、両手がふさがった際にウエアラブル端末で情報などのリソースを参照することを便利だと感じている」という。

引用元:2017/7/19 AFP BB NEWS

私の未来予想では、ロボットがヘアカットなどの施術をするのではなく、人間の美容師さんがGoogleグラス(またはそれに近い眼鏡型端末)を使ってAI(人工知能)の力を借り、仕事の質や効率を上げて行く未来を予測しています。

AIが美容師の仕事に与えるメリット

もしも、Googleグラス(美容師向け人工知能を搭載済みと仮定)を美容師が使用し始めたらどうなるでしょうか?

ヘアカットは
・展開図が目の前のお客様の頭に、立体で浮かび上がる
・その展開図に従ってカットすればある程度出来上がる
パーマは
・薬剤選定とロット選定のアドバイスをしてくれる
などなど、
上記はあくまでも一例ですが、そうなる可能性はあり得るような気がします。
そのような未来がやって来たら、習得難易度が高い技術への教育に一役買うかもしれません。
また、AIを活用して技術の習得難易度が下がれば、人手不足問題、労働環境改善、離職率の低下などの様々なメリットが生まれる可能性もあります。
さらに、AIを美容師が活用すると、お客様にもメリットを与えることが可能かもしれません。

美容師とAIが融合すると「大失敗で不幸になるお客様が減る」かも

AI(人工知能)の凄いところは“ディープラーニング”と呼ばれる機能です。

ディープラーンングを分かりやすく解説している動画↓

AIは、ディープラーニングによって、人間でははるかに追いつけないスピードで学習して進化し続けます。
AI美容師出始めの頃には
「AIにカットしてもらうなんて、不安!」
と言う意見がほとんどを占めると思いますが、
やがて“ ディープラーニング”で学び続けたAIが、人間の力を越えた時には
「AIにカットしてもらわないと不安!」
という未来が待っているかもしれません。
※この文で定義するAI美容師とは、機械ではなくAIの力を借りた生身の美容師さんのことを指します

AI美容師が多数派になった先の未来

将来的に美容師の大多数がAI化(AIを取り入れた美容師化)した場合“あえてAI化しない美容師”が注目されるかもしれません。
“あえてAI化しない美容師”の例
・だれにもマネ出来ないオリジナルのヘアデザインしか提供しない”アーティスト美容師”
・美容の話以外のプライベートな相談にも親身になってくれる”ウォームハート美容師”
・髪質占いなどをしてくれる”スピリチュアル美容師”
などが活躍する可能性があります。
※髪質を見て占いをしてくれる美容師さんは、すでに私の友人にいます!笑(しかも、けっこう当たる!)

まとめ

ここまで書いてきたことは、現段階ではただの妄想ですが、
車の運転ですら自動化されていく現代において、美容師がAI化されないと考える方がむしろ不自然なのではないでしょうか?
ただし、SF映画のような美容師ロボット(機械)が髪をカットするという未来よりも、
生身の人間である美容師さんとAIが組み合わさって、仕事の質を上げたり、美容師さんの負担を減らすような未来の方が現実的だと思われます。
みなさんも、頭の体操だと思って未来を予想してみると面白いかもしれませんね!笑
また、インターネットが美容師さんの働き方や、お客様へのアプローチの仕方を変えていったように、AIの進化は徐々に美容師さんの新しいスタイルを作っていくかもしれません。
テクノロジーを上手に取り入れるのは、すでに美容師さんにとって大切なスキルの一つとも言えるかもしれませんね!

おまけ

AIが美容師の未来に与える影響とは!?

この記事のアイキャッチ画像である、上のイラストは以前にもご紹介した、美容師イラストレーター“takuo”さんに特別に書いていただきました!
takuoさんのインスタグラムアカウントのあるあるネタはいつも爆笑なので、そちらも合わせてご覧ください!
アジア人美容師

海外で美容師として活動しつつ、日本で美容関係の法人に向けて、顧問(※)としてアドバイスもしています。

※現在、新規の顧問契約はお断りさせていただいております

アジア人美容師の詳しいプロフィール