美容室でのイジメ問題って実際のところどうなの?2つの事例と解決策

あなたが働いているサロンに「いじめ」はありますか?
美容師を志す美容学生の方なども、不安に感じる部分の一つでもあると思います。
幸い、私が働いていたサロンではイジメはありませんでした。
(と、思っているだけで知らないところであったのかもしれない、というのがイジメの怖いところ)
アシスタント時代も、怒られたことは山ほどありましたが、イジメられたと感じた事は一度もありません。
ですが、実際はサロンによって状況は全く違うようです。
そこで、イジメが原因で美容師自体を辞めてしまったという2人から聞いた実体験と解決策のヒントをご紹介します。

美容師イラストレーター”takuo”さんのインスタグラムアカウントより

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練習させないイジメ・後輩潰し

一年目の男性アシスタント(当時)の話です。
夢に溢れて希望のサロンに入社した、1ヵ月目の彼を待ち受けていたのは、後輩を育てる気がない(と、いうより後輩を潰したい)先輩アシスタント達だったそうです。
彼が就職したサロンでは、
一年目のスタッフがサロンの鍵を開け締めしてはいけないルール
がありました。
つまり、先輩の誰かに残ってもらわないと練習できない状況だったようです。
しかし、残念なことに先輩たちのモチベーションは低く、練習に付き合ってくれないどころか、
「俺ら練習しないから、お前が練習すると帰れなくて迷惑なんだよ。」
「お前が練習するせいで、練習してない俺らがスタイリストから怒られたじゃん!マジメぶんなよ!」
などの、とても技術職とは思えない、というか美容師として考えられないことばをかけられ続けたそうです。
数ヶ月我慢して、先輩アシスタントが残る日だけ地道に練習していた彼でしたが、ある日それすらも「イヤミ」を言われるようになり、大好きだった美容師の仕事自体が怖くなってしまったそうです。

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「お茶買ってきて!2リットル4本!」イジメ・過酷なパシリ

「スタイリストのお昼ゴハンはアシスタントが買ってくるルール」
って、みなさんが働くサロンにはありますか?
その、女性アシスタント(当時)のサロンでは当然のルールだったようです。
予約状況によっては、お昼ご飯が食べれないような業界なので、そのルール自体はおかしくないのかもしれません。
問題は頼み方です。
ある1人のスタイリストが、毎回
“彼女がお昼ご飯を買いに行く当番になった時だけ、2リットルのお茶を4本買ってくるように頼む”
という悪質な嫌がらせをしてきたそうです。
他のスタイリストの食事と飲み物も買ってこなければいけない彼女は、当番の日は毎回3往復して自分のお昼ご飯の時間を犠牲にしていたにも関わらず、
「ゴハン買いに行くだけで3往復もしてんの?」
などのイヤミをスタイリストから言われ続けたそうです。
彼女は「一年これがつづくのか、、、」と思うと耐えきれなくなった。

と話してくれました。当然耐えられませんよね?私には無理です。

サロン内「イジメ」の解決策

美容室でのいじめ問題は、年々減少傾向にあるようです。

それでも万が一、イジメを受けていると感じている方や、サロン内イジメを何とかして無くしたいと考えている経営者の方は続きを参考にしてみて下さい。

イジメを受けている側がとるべき行動

学生時代にいじめと呼ばれていたものは、社会に出るとパワハラと呼ばれます。
サロン内にイジメ(パワハラ)があることを、お店の経営者やマネージャー(経営幹部)など、出来る限り責任があり、信頼できるポジションの人に伝えるようにしましょう。
『そんなの怖くて言えないよ!』って方ばかりかもしれませんが、問題が起きている事自体に責任者が気づいてない可能性があります。
気づいてないケースでは、ほとんどの場合その時点で改善されるはずです。
万が一、それでも改善されない場合は、退職という手段をとることも検討しましょう。
退職しても大丈夫。イジメが無いサロンは必ずあります。

経営者やマネージャー(経営幹部)がとるべき行動

「俺たちの時代にはそんなの普通だったよ!」
もし万が一、そんな考え方を持っている方がいたら、まずはそれをやめましょう。
あなたの時代に「普通だった事」は、今の時代では、パワハラで訴えられるほどの「異常な事」です。
※LINE@限定公開の記事です

美容師イラストレーター”takuo”さんのインスタグラムアカウントより

サロン単位で取り組める具体的解決策

先日、興味深いニュース記事を発見したのでご紹介します。いじめ問題解決の参考にしてみて下さい。
いじめを「増やす」ことができるのであれば、「いじめの数は、条件によって増減する」ということが確認できます。そして、「いじめを増やす要因」について考える作業は、そのまま「どの環境を改善すればいじめを抑制できるのか」という発想につながります。
引用元:2018/08/19 東洋経済オンライン
要約すると、いじめを“減らす”ためには、“いじめが増える環境と逆のこと”をすればいいという考え方です。
このアイディアをもとに、サロン全体でディスカッションをすれば、いじめが生まれにくいサロン作り可能かもしれません。
もちろん、いじめ問題が無いサロンがほとんどだと思いますが(そう信じたい)
すべての美容室からいじめ問題が無くなることを心から願っています。

イラストを提供していただいたtakuoさんのインスタグラムアカウントのご紹介

今回、美容室でのいじめ問題という重いテーマで記事を書くきっかけになったのは”takuo”さんという「美容師イラストレーター」の方との出逢いと、takuoさんが書く漫画を読んだことがきっかけでした。

※上のリンクから takuoさんのイラストや漫画がお楽しみいただけます
美容師さんにしか分からない、思わず笑ってしまう『あるあるネタ』や、フォロワーさん交流型のインスタストーリーなど面白くて勉強になるコンテンツが満載です。

美容師あるある

ちなみに、今回ご提供いただいたイラストはtakuoさんのアカウントから【#カリスマたちの物語】で読む事が出来ます。サロン内でのいじめ問題も絡めた社会派の内容です(個人的に続きが気になってしかたないです!笑)
ぜひ読んでみてください!
アジア人美容師

海外で美容師として活動しつつ、日本で美容関係の法人に向けて、顧問(※)としてアドバイスもしています。

※現在、新規の顧問契約はお断りさせていただいております

アジア人美容師の詳しいプロフィール